5月定例勉強会
我が国において、症状を有する変形性膝関節症の患者は1000万人以上といわれており、関わることの多い疾患の1つです。今回は『膝関節疾患に対する評価・アプローチ』というテーマで発表させて頂きました。講義では膝関節の解剖・運動・痛みの要因について、実技では大腿脛骨関節の回旋の動きに着目して評価していきました。発表とその準備を通して、改めて膝関節障害の難しさを感じました。膝関節はもちろん、他の関節の影響を考慮し、個別に応じて問題のあるタスクを評価すること。原因の仮説・検証を臨床で繰り返しおこなうこと。当たり前のことですが、私自身これまで曖昧なまま膝の治療していたため反省し、常に心がけて臨床に励みたいと思います。
理学療法士:廣川
今回感覚について発表させて頂きました。発表では感覚についての基礎知識や治療介入でのポイント等を勉強し発表しました。
感覚の基礎知識を改めて勉強することで私たちが普段行なっている治療介入で感覚の入力が行われ身体図式の形成やフィードバックによる運動の調整が行われていることが再認識できました。また感覚の観点から治療のポイントをまとめましたが自分の今までの介入を振り返るとできていなかった部分が多々ありました。
今回の発表での反省や学びを今後の臨床に活かせるように、適切な感覚情報を患者様に与えられるように今後も勉強していきたいと思います。
理学療法士:渡辺