9月 定例勉強会
コラム担当: 磯崎
今回、pusher症候群について神経学的側面から解釈させて頂きました。
具体的な原因やリハビリテーションは解明されていない事も多く調べる中で疑問も増えました。
しかし、脳の機能局在、解剖の理解が改めて深まり自分なりに解釈、考察出来たので勉強になりました。
対象者は、常に不安定な姿勢の中恐怖心と闘っていますが、我々にその恐怖を体感する事が出来ません。しかし、知識・技術を増やし身につける事は出来るので、その知識・技術を活かして対象者に寄り添い日々の治療を行っていきたいと改めて強く感じる事が出来ました。
症例検討: 小坂 谷川 稲田
症例:
①大腿骨遠位部骨折による末梢神経麻痺を合併した症例
②脳卒中後の高次脳機能障害を呈した症例
今回、①②の内容で症例検討を行いました。歩行や寝返り・起居動作の動作分析を中心にアプローチの検討、実技練習まで行いました。
実技練習では、ディスカッションによる分析からアプローチを提示して頂きました。キッキング、起居動作のハントンリグを通して着眼点や考え方を学ぶ事が出来ました。普段のアプローチでも、しっかりと引き出したい動きを意識して介入していますが、技術・知識共に不足を感じました。
今後も他者の考えや意見を貰いながら、自分自身の偏った見方とならないように視野を広く、物事を捉えれるよう努力していきたいと思います。
今回、北九州と遠方よりお越し頂いた中村さん、山梨県柏塾でのトレーニングを終え、帰省しての参加された大石さん、今後とも宜しくお願い致します。
今回より新規に男塾6期生が入塾されました。お近くにお住いのセラピストの方は一度、足を運んでみては如何でしょうか。